８月4日（日）、恵那市民族有形文化財登録第１号、岡瀬沢地区に伝わる伝統芸能
「岡瀬沢浅間七福万歳」が冨士浅間神社の例大祭で奉納舞いをしました。
　地区の役員が神社でお参りをした後、舞台では七人のメンバーが舞い始めます。
舞台中央の扇を持った太夫が「♫鶴にも～まさりし～亀～にも～・・・・♫」と謡い
出しゆっくとスタートします。太夫が舞台をポンとたたき「どっこい」というかけ声
が何度もあり、楽しい説明と動きで七福神が登場するシーンが見どころです。
　最後の「舞い納め・・・千秋楽・・・・・・」で才蔵頭が太鼓を打ち鳴らし、
舞台を回りながら幕を閉じる・・・毎年繰り返されるこの地区の祭りです。
　元旦の幕開けとともに厳かな雰囲気の中での舞台とちがい、明るい日差しが差し、
地域の子どもたちも見守る中での賑やかな舞いとなりました。
　奉納舞いの後は、餅投げが行われました。最近ずいぶん減った餅投げで、夏休みの
良き思い出ともなったことでしょう。