大井小学校は、明治6年の学生発布を受け、「志誠儀校」として開設された
のが始まりです。
　そして、明治・大正・昭和・平成・令和と5つの時代を経て現在へと
その歴史は受け継がれてきました。今年は、創立150周年を迎えます。

　7月20日（木）には、大井小学校の体育館で、記念の会が開催されました。
会の中で、低学年・中学年・高学年で取組んだ様子を映像を交えて発表しました。
　1，2年生は、環境整備を行い、150本の花の苗を、地域の方と一緒に植えた
様子を映像で紹介しました。
　3，4年生は、みんなで、大縄飛び連続150回に挑戦する様子が映し出され、何度も
トライする姿や、90回から150回の成功するまでの、緊張のカウントシーンなど
が移し出されました。会場で見ている人たちから、成功の瞬間には、拍手が起こりました。
　5，6年生は、小学校の歴史を振り返り、発表しました。
この中で、「大井尋常高等小学校校歌」の歌詞があるが、歌える方がいないので、
歌を知っている方を求めて、大井町かわらばんの紙面などで情報を募り、見つける事が
できた報告をしました。
　覚えている方がみえれば、90歳は超えるだろうという中、幸運にも見つかり、
会場に招待していました。大井町に住む稲熊光子さん99歳です。
　稲熊さんの記憶のメロディーを頼りに楽譜をおこし、歌った校歌が高らかに流れました。

　素敵な会に立ち会うことができました。
児童一人一人が、心に残る記念の会になったのではないかと、思います。